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チュムじいさんの家にはココナツ畑がありました。
ある日、田んぼを耕し終わったレックは、牛の世話をしようと、田んぼの真ん中に牛を連れて行きました。ところが、レックの牛は、近くにいた牛とけんかになり、足が折れてしまいました。それを見たヤイは、チュムじいさんのところに飛んで行って告げ口しました。チュムじいさんは そんなある日、じいさんはココナツ畑に行くと、食べごろのココナツがたくさんなっているのを見つけたので、ヤイとレックに獲ってくるように言いました。ヤイはココナツ畑に着くと、自分は下でココナツを受け取るから、レックに上って行って、獲ってくるように言いました。ヤイは自分が、慣れいてる楽な仕事のほうをとったのです。ココナツの木を5本獲り終えたところで、ココナツが、上から落ちてきて、ヤイの頭にゴツーンと当たり、ヤイは頭から血を流しました。レックはけがをしたヤイを家へつれて帰りました。家に着くとヤイはすぐさま、チュムじいさんに 「レックが、レックが、ココナツを投げつけたんだ」 |